自然葬という葬儀の仕方

最近の日本での葬儀の中で、自然葬という方法が増えてきました。

自然葬とは、この世で役目を終えた肉体を自然の循環の中に還すというもので、土葬や水葬、鳥葬などがありますが、現代日本では火葬にした煙が肉体を自然に還すと考えるのが良いでしょう。



実際には遺骨が残るので、そのお骨をどのように扱うかで葬儀の仕方や後の供養の方法が変わってきます。



日本で最近多く行われている自然葬が、陸地から一定の距離以上離れた洋上で船舶の上からパウダー状にした遺骨を散骨する海洋葬や、木の下に埋葬する樹木葬などです。



樹木葬の場合は、寺院の境内や裏山、霊園内の専用の区域や樹木葬専用につくられた霊園などの墓地として認可された場所で埋葬許可を得た上で行われます。



いずれの場合も基本的には、後に何も残しません。



継続的な供養やお墓もないので管理の必要もなく、残された人に迷惑をかける事がありません。
これが先祖代々のお墓を守り、供養をしていく事ができる人が減少してきた日本で、自然葬を選ぶ人が増加してきた大きな理由のひとつです。

http://girlschannel.net/topics/267752/

ほかには宗旨、宗派を問われない事や本人が生前に子孫に迷惑をかけたくないという理由から選択する事も多いようです。
経費が安くて済むという事も理由のひとつかもしれません。

https://4meee.com/articles/view/688493

最近の傾向としては、自然葬でありながら石版などに俗名を刻字する樹木葬や、海洋葬で散骨する際に手元供養用のお骨を少量残すなど多様性が出てきています。

https://matome.naver.jp/odai/2139030187720291901

これは残された人の心情を考慮したものでしょう。

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